50代の半ばから物忘れが酷くなった気がします。
私は割りと細かいことにこだわる方です。
几帳面とでも言った方がいいかもしれません。
例えば、何かをしながら別のことをするのは苦手です。
それと危険なことには極力近寄らないのは昔からです。
それが、以前だったら考えられないこととして、
鍵をかけ忘れて外出してしまったことがこの一月でも何度かあります。
また、ガスコンロにやかんなどをかけっぱなしで火のそばを離れることは
昔ならしませんでしたが、今は平気でします。
問題はその際、火のそばを離れると、火をつけていたことを忘れることです。
直前の、しかも危険を伴うことに対して、鈍感になって来ている気がします。
気が緩んでいるのとは違い、別の動作に入った瞬間前にしていたことを
忘れてしまうことが多くなりました。
要するにマルチタスクではないというか、ほぼマルチタスクは出来ない感じです。
逆に、ひとつのことばかり扱う分には、それほど物忘れの弊害はまだない感じです。
また、私の世代はアナログからデジタルに移行した世代でもあります。
それも関係するかもしれませんが、紙に書いたことは滅多に忘れませんでしたが、今では紙に書くことも少なくなったせいもあるとは思いますが、電子的に起こした文書はよく忘れます。
つい直前に自分で作った文章が完全に頭から抜け落ちることも珍しくありません。
10作れば6は忘れ、思い出せるのは3か4程度であることがしばしばです。
(ミヨコさん 56歳)